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睡眠時無呼吸症候群(内科)

岐阜市鷺山北町のさぎ山クリニックでは、内科と耳鼻咽喉科が院内で連携して睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断・治療を行っています。

いびきや日中の強い眠気、熟眠感の低下は、この病気のサインかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧・不整脈・心不全・脳卒中などの心血管・脳血管疾患のリスクを高めることが知られており、早期の診断と治療が重要です。

当院では、自宅で行える簡易睡眠検査からCPAP療法の導入・継続管理まで一貫して対応しています。

当院の睡眠時無呼吸症候群における特徴

内科と耳鼻咽喉科が連携した総合的な診療

睡眠時無呼吸症候群は肥満などの全身的な要因に加え、鼻づまりや鼻腔・咽頭の狭さといった耳鼻科的な要因が関与していることがあります。

当院では内科と耳鼻咽喉科が院内で連携し、全身評価と鼻腔・咽頭の評価や治療をあわせて行っています。
一つの医療機関で両科の専門的な診療を受けられることが当院の強みであり、原因に応じた適切な治療をご提案します。

自宅で行える簡易睡眠検査

睡眠時無呼吸症候群の診断には、就寝中の呼吸状態を評価する検査が必要です。

当院ではご自宅で行える簡易睡眠検査を導入しており、普段通りの環境で検査を受けていただけます。検査結果から無呼吸低呼吸指数(AHI)を評価し、重症度の分類と治療の必要性を判断します。

入院や特別な準備が不要なため、忙しい方でも気軽に検査を受けていただけます。

CPAP療法の継続管理と生活指導

治療が必要と判断された場合は、CPAP(持続陽圧呼吸療法)による治療を行います。
月1回程度の通院で使用状況や症状の改善を確認し、機器データをもとに適切な管理を行っています。

あわせて、生活習慣の改善(体重管理・就寝姿勢の工夫・節酒など)についても丁寧にご説明しています。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に気道が繰り返し閉塞し、呼吸が一時的に止まる病気です。1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数(AHI)が5回以上を目安に、症状や全身状態を踏まえて診断されます。

日本では成人男性の約20〜30%に何らかの無呼吸があるとされ、決して珍しい病気ではありません。重症例では高血圧の発症リスクが約2〜3倍、心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントのリスクも約2〜3倍程度高くなると報告されています。

また、日中の強い眠気による交通事故リスクも高まるため、早期発見と適切な治療が重要です。

検査の流れ

ステップ内容
初診症状・いびき・日中の眠気などを確認
簡易睡眠検査自宅で1〜2晩、呼吸状態・酸素飽和度を計測
重症度評価AHIをもとに軽症・中等症・重症に分類
治療開始治療が必要な場合はCPAP等を開始

重症度の目安は次のとおりです。

重症度AHIの目安
軽症5〜15
中等症15〜30
重症30以上

必要に応じて、精密検査(PSG:終夜睡眠ポリグラフ検査)が可能な医療機関をご紹介することがあります。

治療の進め方

CPAP療法

CPAP療法は、睡眠中に空気を送り続けることで気道の閉塞を防ぐ、睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法です。

当院では、月1回程度の通院で使用状況や症状を確認しながら、必要に応じて機器の設定を調整し、継続的な管理を行っています。
CPAP療法は、日中の眠気やいびきなどの症状改善に加え、高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患リスクの低減にもつながることが期待されています。

マウスピース(口腔内装置)による治療

軽症〜中等症の睡眠時無呼吸症候群では、歯科で作製するマウスピース(口腔内装置)が治療の選択肢となることがあります。

また、CPAP療法の継続が難しい方や、ご希望がある場合にも適応を検討し、歯科医療機関と連携しながら治療を進めています。

耳鼻咽喉科では、鼻づまりやアレルギー性鼻炎など、CPAP療法の継続に影響する鼻の症状についても評価・治療を行い、より治療を続けやすい環境づくりをサポートしています。

生活習慣の見直し

睡眠時無呼吸症候群の改善には生活習慣の見直しも重要です。体重を5〜10%程度減量することで症状が改善するケースもあります。

よくある質問

いびきをよく指摘されますが、睡眠時無呼吸症候群ですか?

いびきは睡眠時無呼吸症候群の代表的なサインです。日中の強い眠気・熟眠感のなさ・起床時の頭痛などがある場合は、検査をおすすめします。

検査は入院が必要ですか?

当院ではご自宅で行える簡易睡眠検査を導入しており、入院は必要ありません。いつも通りの環境で就寝しながら検査を行うことができます。

CPAPをつけると寝づらくないですか?

最初は違和感を感じる方もいますが、適切な機器設定と慣れによって多くの方が継続できています。使用中に困ったことがあれば、定期通院時にご相談ください。

体重を減らせば治りますか?

肥満が主な原因の場合は、減量によって症状が改善することがあります。ただし、やせ型の方でも睡眠時無呼吸症候群を発症することがあり、気道の形態や鼻の状態なども影響します。

治療しないとどうなりますか?

放置すると高血圧・不整脈・心不全・脳卒中などのリスクが高まります。また日中の強い眠気が続くことで、日常生活の質が大きく低下することがあります。早めに治療を開始することをおすすめします。