岐阜市鷺山北町のさぎ山クリニックでは、耳鼻咽喉科専門医がアレルギー性鼻炎・花粉症の診断・治療を行っています。
当院では、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状が続いてつらい方に対して、薬物療法・レーザー治療・舌下免疫療法など、症状や生活スタイルに応じたさまざまな治療の選択肢をご提案しています。
当院のアレルギー性鼻炎・花粉症における特徴
薬物療法・レーザー治療・舌下免疫療法の幅広い選択肢

アレルギー性鼻炎の治療では、抗ヒスタミン薬や点鼻薬などの薬物療法が基本となります。
一方で、「薬をなるべく減らしたい」「毎シーズンのつらい症状を根本的に改善したい」といった方には、レーザー治療や舌下免疫療法という選択肢もあります。
当院では患者さまの症状・ライフスタイル・希望に応じて、これらの治療を組み合わせながら最適な治療をご提案しています。
レーザー治療を院内で実施

鼻づまりが強い方に対して、炭酸ガス(CO₂)を用いたレーザー治療(下鼻甲介粘膜焼灼術)を院内で行っています。
外来での日帰り施術が可能で、約40分程度で終了します。健康保険が適用され、3割負担の場合はおおよそ9,000円前後(診察料などは別途)が目安となります。
花粉症の方は、花粉シーズンが始まる1〜2か月前(10月〜2月頃)に施術を受けることで、シーズン中の症状軽減が期待できます。
舌下免疫療法でアレルギー体質の改善を目指す
当院ではスギ花粉症およびダニによるアレルギー性鼻炎に対して、舌下免疫療法を行っています。
アレルゲンを少量ずつ体内に取り入れることで、アレルギー反応を起こしにくい体質へと導く治療です。継続することで約60〜80%の方に症状の改善が期待できるとされており、治療期間は3〜5年程度が目安となります。
アレルギー性鼻炎・花粉症とは

アレルギー性鼻炎は、花粉・ダニ・ハウスダストなどのアレルゲンに対する免疫反応によって起こる病気です。くしゃみ・鼻水・鼻づまりが主な症状で、日常生活の質(QOL)を大きく低下させることがあります。
日本ではスギ花粉症の有病率は約40%とされており、非常に多くの方が悩まされています。近年では小児の花粉症も増加しており、小学生では約30%前後にみられると報告されています。
アレルギー性鼻炎には、特定の季節に症状が出る花粉症(季節性)と、一年中症状が続くダニ・ハウスダストなどによる通年性があります。
アレルギー検査

当院では血液検査によってアレルゲンを確認することができます。
スギ・ヒノキ・ダニ・ハウスダストなど、主要なアレルゲンについて評価し、どの物質が症状の原因となっているかを調べます。検査結果をもとに最適な治療を選択します。
治療の進め方

アレルギー性鼻炎・花粉症の治療は、症状の程度・生活への影響・患者さまの希望に応じて選択します。
| 治療法 | 対象・特徴 |
|---|---|
| 薬物療法(抗ヒスタミン薬・点鼻薬など) | 症状の軽減。まず基本となる治療 |
| レーザー治療(下鼻甲介粘膜焼灼術) | 鼻づまりが強い方。外来日帰り施術。効果は1〜2年程度持続 |
| 舌下免疫療法 | 根本的な体質改善を目指す。3〜5年の継続が目安 |
レーザー治療は局所麻酔下で行い、下鼻甲介粘膜にレーザーを照射します。準備を含めた所要時間はおおよそ15〜30分程度で、日帰りが可能です。
舌下免疫療法は初回のみ院内で内服後30分程度経過観察を行い、その後はご自宅で毎日継続します。開始初期は数週間〜1か月ごと、その後は1〜2か月ごとの通院で経過を確認します。
花粉シーズン前の初期療法

花粉症では、花粉が飛散する1〜2週間前から薬物療法を開始する「初期療法」により、症状の発症を抑えたり軽減したりすることが期待できます。シーズンに入ってからよりも、早めに治療を始めることで快適に過ごせるケースが多いです。
岐阜県周辺のスギ花粉は例年2月頃から飛散が始まるため、1月中旬〜2月初旬頃からの治療開始をおすすめしています。
よくある質問
アレルギー検査はどのように行いますか?
血液検査でアレルゲンを確認します。特別な準備は不要で、採血のみで検査が可能です。結果は数日〜1週間程度でわかります。
レーザー治療は痛いですか?
鼻粘膜に局所麻酔をしてから行いますので、施術中の痛みはほとんどありません。
施術後は数日間、かさぶたや違和感が生じることがありますが、通常2週間程度で改善します。
舌下免疫療法は子どもでも受けられますか?
舌下免疫療法は、スギ花粉症やダニアレルギーに対して5歳以上から受けることができる治療です。
ただし、本治療は毎日の服用を3~5年程度継続する必要があり、副作用への理解や定期的な通院も重要となります。
当院では、治療内容を十分にご理解いただき、継続して治療に取り組んでいただける方を対象として、中学生以上の方に舌下免疫療法を行っております。治療をご希望の方は、診察時にご相談ください。
薬が効かなくなってきた気がします。他の治療法はありますか?
薬物療法で効果が不十分な場合には、レーザー治療や舌下免疫療法を検討できます。
症状の程度やご希望に応じて、最適な治療をご提案しますのでご相談ください。
花粉症ではなくダニアレルギーでも舌下免疫療法を受けられますか?
はい、ダニによるアレルギー性鼻炎にも適応があります。血液検査でダニアレルギーが確認された場合に治療を開始します。