岐阜市鷺山北町にあるさぎ山クリニックの呼吸器科では、咳・息切れ・喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)・痰などの呼吸器症状に対応しています。
気管支喘息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性呼吸器疾患の継続管理から、肺炎・気管支炎などの急性感染症、長引く咳(遷延性咳嗽)まで幅広く診療しています。
当院では、呼吸機能検査(スパイロメトリー・肺年齢測定)を院内で実施しており、症状の原因を詳しく評価することが可能です。
また、息切れや咳は肺の病気だけでなく心不全などの心臓の病気が原因のこともあるため、内科・循環器科と連携しながら症状の原因を総合的に評価する体制を整えています。
当院の呼吸器科における特徴
呼吸機能検査(スパイロメトリー)による肺機能の評価

当院では、呼吸機能検査(スパイロメトリー)を院内で行っています。
肺活量・1秒量(FEV1)・1秒率などを測定することで、気道の狭さや肺機能の状態を詳しく評価することができます。COPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息などの診断・重症度評価に加え、肺年齢の確認も可能です。
検査時間は約10分程度で特別な準備も不要です。費用目安は3割負担で約1,000円前後です(診察料などは別途必要となります)。
内科・循環器科との連携による総合的な症状評価

息切れ・咳などの呼吸器症状は、気管支喘息やCOPDなどの肺の病気だけでなく、心不全など心臓の病気が原因となることがあります。
当院では、呼吸器疾患だけでなく循環器疾患も含めて評価できる体制を整えており、胸部レントゲン検査、血液検査、心電図検査、心エコー検査、呼吸機能検査などを組み合わせながら症状の原因を総合的に判断します。
慢性呼吸器疾患の長期的な継続管理

気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性呼吸器疾患では、適切な吸入薬や内服薬による治療と、継続的な管理が重要です。
当院では、定期的な診察や呼吸機能検査により治療効果を確認しながら、患者さまの状態に応じて治療内容を調整しています。
また、吸入薬は正しく使用することで十分な効果が得られるため、吸入方法についても丁寧にご説明いたします。
呼吸器科で対応している主な症状・疾患

| 症状・疾患 | 対応内容 |
|---|---|
| 気管支喘息 | 吸入ステロイド薬を中心とした長期管理・発作時の対応 |
| COPD(慢性閉塞性肺疾患) | 呼吸機能検査・吸入気管支拡張薬による治療・生活指導 |
| 長引く咳(遷延性咳嗽・慢性咳嗽) | 原因の評価(後鼻漏・咳喘息・逆流性食道炎など)と適切な治療 |
| 肺炎・気管支炎 | 血液検査・胸部レントゲン・抗菌薬治療 |
| 息切れ・呼吸困難 | 呼吸器疾患・循環器疾患を含めた総合的評価 |
呼吸器科で行える主な検査

| 検査 | 内容 |
|---|---|
| 呼吸機能検査(スパイロメトリー) | 肺活量・1秒量を測定し気道狭窄・肺機能を評価。肺年齢の確認も可能。検査時間は約10分、費用は3割負担で約1,000円程度 |
| 胸部レントゲン検査 | 肺炎・気胸・肺腫瘤・胸水などの有無の評価 |
| 血液検査 | 炎症・感染・アレルギーの有無(好酸球・IgEなど)を評価 |
| 経皮的酸素飽和度測定(SpO₂) | 血液中の酸素飽和度の測定 |
主な疾患と治療の進め方

気管支喘息
気管支喘息は、気道に慢性的な炎症が起こり、気道が過敏になることで、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴や咳、息切れなどを繰り返す病気です。日本では人口の約3〜5%に喘息があると推定されており、子どもから大人まで幅広い年代にみられます。
治療の基本は吸入ステロイド薬を中心とした長期管理療法で、気道の炎症を抑えながら発作が起こりにくい状態を維持することを目指します。症状がない時期も継続して治療することが、発作予防や肺機能の維持につながります。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に長年の喫煙によって気道や肺胞が障害され、呼吸機能が低下する病気です。日本では40歳以上の約8〜10%にみられると推定されており、主な症状として労作時の息切れ、慢性的な咳、痰などがあります。
治療の基本は禁煙であり、進行予防のためにも早期からの禁煙が重要です。症状や重症度に応じて吸入気管支拡張薬などを使用し、呼吸機能の維持や症状の改善を目指します。
長引く咳(遷延性咳嗽)
長引く咳の原因はさまざまで、後鼻漏(アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎)、咳喘息、逆流性食道炎、感染後咳嗽、薬剤(ACE阻害薬など)の影響などが考えられます。特に3週間以上咳が続く場合には、原因を詳しく調べることが重要です。
当院では、症状や経過を詳しくお伺いしたうえで、必要に応じて胸部レントゲン検査、血液検査、呼吸機能検査などを行い、原因に応じた治療を行っています。
こんな方はご相談ください

- 2〜3週間以上咳が続いている
- 息切れがひどくなってきた
- 運動すると喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)が出る
- 喘息の吸入薬を使用中で継続管理が必要
- 健診で肺機能低下を指摘された
- 長年の喫煙歴があり、息切れや咳が気になる
よくある質問
喘息の吸入薬は症状がないときでも使う必要がありますか?
はい、吸入ステロイド薬は症状がないときでも継続して使用することが大切です。
症状がないからといって自己判断で中断すると、気道の炎症が再燃し、発作が起こりやすくなることがあります。継続して使用することで発作の予防につながります。
COPDと喘息の違いは何ですか?
喘息は主にアレルギーなどが関与し、気道の炎症によって症状が起こる病気です。適切な治療により症状を良好にコントロールできることが多くあります。
一方、COPDは主に喫煙が原因で生じ、気道や肺胞に慢性的な障害が起こる病気です。両者の鑑別には呼吸機能検査が重要です。
長引く咳は何が原因ですか?
長引く咳の原因は、後鼻漏(アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎)、咳喘息、逆流性食道炎、感染後咳嗽、薬剤(ACE阻害薬など)の影響などさまざまです。
当院では症状や経過を詳しくお伺いし、必要に応じて胸部レントゲン検査、血液検査、呼吸機能検査などを行いながら原因を評価し、適切な治療につなげています。
健診で肺機能低下を指摘されました。どうすればよいですか?
COPDなどの慢性呼吸器疾患が隠れている可能性があります。早めの受診をおすすめしており、必要に応じて呼吸機能検査などを行い詳しく評価します。早期発見・早期治療によって病気の進行を抑えられる場合があります。
息切れがありますが、肺の病気か心臓の病気かわかりません。
息切れは肺の病気だけでなく、心不全などの心臓の病気でも起こることがあります。
当院では必要に応じて胸部レントゲン検査、血液検査、心電図検査、心エコー検査、呼吸機能検査などを組み合わせ、原因を総合的に評価しています。息切れが続く方や、原因がわからずお困りの方はお気軽にご相談ください。