岐阜市鷺山北町のさぎ山クリニックでは、バセドウ病・橋本病・甲状腺機能低下症・甲状腺結節などの甲状腺疾患の診断・治療・経過管理を行っています。
甲状腺の異常は動悸・疲れやすさ・体重の変化・むくみなど、さまざまな症状の原因となることがあります。
当院では、血液検査による甲状腺ホルモンの評価に加え、甲状腺エコー検査を院内で実施し、正確な診断と継続的な管理を行っています。
当院の甲状腺疾患における特徴

内分泌外科診療で培われた知見を生かした甲状腺診療体制
当院では、甲状腺・内分泌外科領域で培われた知見を生かし、内科診療の中でも甲状腺疾患に対して専門性の高い評価と継続的な管理を行っています。
バセドウ病・橋本病・甲状腺機能低下症・甲状腺結節など幅広い疾患に対応し、症状や検査結果を総合的に判断しながら、患者さま一人ひとりの状態に合わせた診療を行っています。
健診でのTSH異常や首の腫れ(甲状腺腫)を指摘された方の精査にも対応しており、動悸・体重変化・むくみ・倦怠感などの症状が気になる方も、お気軽にご相談ください。
血液検査と甲状腺エコーによる精密な評価
甲状腺疾患の診断には、血液検査による甲状腺ホルモン(TSH・FT4など)の評価が基本となります。当院ではこれに加えて甲状腺エコー検査を行い、甲状腺の大きさ・結節(しこり)の有無・性状まで詳細に評価しています。
甲状腺結節は成人の約20〜40%にみられるとされており、エコー検査による詳細な評価が必要です。腫瘍の性状についても確認し、必要に応じて専門医療機関へご紹介します。
長期的な経過管理と専門機関との連携体制
甲状腺疾患は長期的な治療・経過観察が必要となることが多い病気です。
当院では定期的な血液検査によりホルモン値の変化を確認しながら、患者さまの状態に応じて治療内容を調整しています。手術や放射線ヨード治療(アイソトープ治療)が必要と判断される場合には、専門医療機関と連携して適切にご紹介します。
甲状腺疾患とは

甲状腺は首の前面にある臓器で、体の代謝を調整する甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンが過剰になると動悸・発汗・体重減少・手の震えなどの症状が現れ(甲状腺機能亢進症)、不足すると疲れやすさ・むくみ・体重増加・便秘・寒がりなどが起こります(甲状腺機能低下症)。
甲状腺疾患は女性に多く、特に橋本病(慢性甲状腺炎)は男性の約5〜10倍の頻度でみられます。また、健康診断の血液検査で甲状腺機能異常を指摘されて初めて気づくケースも少なくありません。
当院では以下のような甲状腺疾患に対応しています。
- バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
- 橋本病(慢性甲状腺炎)
- 甲状腺機能低下症
- 甲状腺結節・甲状腺腫瘍
検査方法

甲状腺疾患の診断には、以下の検査を行います。
| 検査 | 内容 |
|---|---|
| 血液検査(TSH・FT4など) | 甲状腺ホルモンの評価 |
| 甲状腺エコー検査 | 甲状腺の大きさ・結節・性状の評価 |
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は甲状腺機能を調整するホルモンで、高値では甲状腺機能低下、低値では甲状腺機能亢進が疑われます。
これらをあわせて評価することで、甲状腺疾患の種類や程度を総合的に判断します。
治療の進め方

甲状腺疾患の治療は、疾患の種類や状態に応じて行います。
| 疾患 | 主な治療 |
|---|---|
| バセドウ病(機能亢進症) | 抗甲状腺薬による薬物療法 |
| 橋本病・甲状腺機能低下症 | 甲状腺ホルモン補充療法 |
| 甲状腺結節 | エコーで経過観察、必要に応じて紹介 |
定期的に血液検査を行いながらホルモン値を確認し、患者さまの状態に合わせて治療を調整していきます。甲状腺疾患は長期的な管理が重要なため、継続して通院していただくことが大切です。
専門医療機関との連携

手術が必要な甲状腺腫瘍や、放射線ヨード治療など専門的な治療が必要な場合には、専門医療機関と連携して適切にご紹介しています。当院では初期評価と経過管理を担いながら、必要に応じて迅速に連携できる体制を整えています。
よくある質問
動悸と体重減少が続いています。甲状腺の病気の可能性はありますか?
動悸・体重減少・発汗・手の震えなどはバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の典型的な症状です。血液検査で甲状腺ホルモンを調べることで確認できますので、一度ご相談ください。
健診でTSHが異常と言われました。どうすればよいですか?
TSHの異常だけでは病気が確定するわけではありません。
必要に応じてFT4などの追加検査や甲状腺エコー検査を行い、原因を詳しく調べます。まずはお気軽にご相談ください。
首にしこりを感じます。甲状腺の病気ですか?
甲状腺結節の可能性がありますが、リンパ節など他の原因もあります。エコー検査で状態を確認できますので、気になる場合はお気軽にご相談ください。
甲状腺の薬はどのくらいで効果が出ますか?
甲状腺ホルモン補充療法では数週間〜数か月で改善することが多いです。定期的に血液検査を行いながら、ホルモン値が安定するよう薬の量を調整していきます。
妊娠を考えていますが、甲状腺疾患があっても大丈夫ですか?
甲状腺疾患は妊娠・出産に影響することがあるため、妊娠前から適切な管理が重要です。バセドウ病・甲状腺機能低下症のどちらも、妊娠中の管理が必要となります。詳しくは診察時にご相談ください。