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インフルエンザワクチン

岐阜市鷺山北町のさぎ山クリニックでは、インフルエンザワクチンの接種を行っています。

インフルエンザは毎年冬に流行する感染症で、発症すると38〜40℃の高熱・強い倦怠感・筋肉痛・関節痛など全身症状が強く現れることが特徴です。
一般的な風邪と異なり、健康な成人でも1週間程度の療養が必要になることが多く、高齢者・乳幼児・基礎疾患のある方では肺炎・心筋炎などの合併症を起こし重症化することがあります。
インフルエンザによる死亡者数は日本で年間約1万人前後(超過死亡を含めると数万人規模)と報告されており、高齢者・基礎疾患のある方にとっては特に注意が必要な感染症です。

予防接種は発症予防だけでなく、重症化予防および周囲への感染拡大防止の観点から非常に重要な対策です。

当院では、予約不要・当日接種が可能で、お仕事帰りやお子さまの受診時にもスムーズに接種いただけます。また、基礎疾患をお持ちの方にも配慮した安全な接種を行っています。

インフルエンザとは

インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、主に飛沫感染・接触感染によって広がります。咳・くしゃみを介した飛沫感染が最も多く、感染力が強いため学校・職場・施設での集団感染や家族内感染も起こりやすい感染症です。

比較項目一般的な風邪インフルエンザ
発症のしかた徐々に症状が現れる突然発症することが多い
発熱微熱〜中程度の発熱が多い38〜40℃の高熱が多い
全身症状比較的軽い強い倦怠感・筋肉痛・関節痛が現れやすい
主な症状鼻水・のどの痛み・咳が中心発熱・全身症状が先行し、後から鼻水・咳が出ることが多い
合併症のリスク比較的低い高齢者・基礎疾患のある方では肺炎などの合併症リスクが高い

日本では例年12月〜3月頃に流行のピークを迎えます。
特に以下の方では重症化リスクが高くなります。

そのため、自分自身の予防と周囲への感染拡大防止の両面からワクチン接種が重要とされています。

インフルエンザワクチンの効果

効果詳細
発症予防接種した場合の発症予防効果は約40〜60%程度(流行するウイルスの型とワクチンの一致度によって変動します)
重症化予防高齢者での肺炎合併・入院・死亡リスクを大幅に低減することが報告されています
症状の軽減接種後に発症した場合でも症状が軽くなる・回復が早くなる効果が期待できます
感染拡大の防止自分が発症しないことで周囲の人への感染拡大を防ぐことができます

ワクチンを接種しても100%発症を防げるわけではありませんが、重症化予防の観点から非常に重要な予防手段です。

接種後に免疫がつくまでに約2週間かかるため、流行が始まる前の10月〜11月の接種をお勧めします。

接種の対象・特に推奨される方

特に推奨される方理由
65歳以上の高齢者重症化リスクが高く、公費助成の対象となります
心疾患のある方インフルエンザが心不全・心筋炎のリスクを高めることがあります
慢性肺疾患(喘息・COPDなど)のある方呼吸器の合併症が起こりやすいです
糖尿病などの代謝性疾患がある方免疫機能が低下しやすく感染・重症化しやすいです
慢性腎臓病・肝疾患のある方重症化リスクが高いです
乳幼児・小学生集団生活での感染リスクが高いです
妊婦重症化リスクがあるため接種を検討(主治医と相談のうえ)
医療・介護従事者自分自身の予防と感染させないための接種
家族に高齢者・基礎疾患のある方がいる方家族への感染拡大防止のため
同居家族全体での接種により、家庭内感染の予防効果が期待できます

接種の時期・回数

対象接種回数推奨時期
13歳以上1回10月〜11月中旬
6か月〜12歳2回(2〜4週間の間隔を空けて)10月から早めに開始

岐阜県周辺では例年12月頃からインフルエンザの流行が始まることが多いため、遅くとも11月中旬までの接種をおすすめします。12月以降でも接種の効果はありますので、シーズンに入ってからでもご来院ください。

当院では予約不要・当日接種が可能です。
※ワクチンの在庫状況によりお待ちいただく場合があります。

費用・公費助成について

区分費用の目安
一般(自費)予防接種ページをご確認ください
小児インフルエンザワクチン予防接種ページをご確認ください(生後6か月〜12歳は2回接種推奨)
65歳以上(岐阜市公費助成)岐阜市の高齢者インフルエンザ定期予防接種の助成により自己負担が軽減されます

65歳以上の方の公費接種には受診券・健康保険証などが必要です。助成額・自己負担額は年度によって変わりますので、詳細は受付にてご確認ください。
接種費用の詳細につきましては予防接種ページをご参照ください。

接種後の注意事項

注意事項内容
接種後の観察体調に応じて院内で経過を確認します
当日の入浴接種部位をこすらなければシャワー・入浴は可能です
飲酒当日は飲酒を控えてください
激しい運動当日は激しい運動を控えてください
副反応接種部位の腫れ・痛み・発赤、発熱・倦怠感などが起こることがありますが、多くの場合は2〜3日以内に治まります。高熱や強い症状が続く場合は、速やかに当院または医療機関へご相談ください

よくある質問

インフルエンザワクチンは毎年接種する必要がありますか?

はい、インフルエンザウイルスは毎年変異するため、毎年ワクチンを接種することをおすすめします。
前年に接種していても今シーズンの流行株に対応したワクチンを受けることが重要です。また、前年の接種による免疫は1年程度で低下するため、毎年の接種が効果的です。

予約なしで接種できますか?

はい、インフルエンザワクチンは予約不要で当日接種が可能です。
接種希望者が多い10月〜11月は待ち時間が長くなることがありますので、お時間に余裕を持ってお越しいただくか、比較的空いている時間帯にお越しいただくとスムーズです。

ワクチンを打ってもインフルエンザにかかることがありますか?

はい、ワクチンを接種しても発症することがあります。
ただし、接種した場合は発症しても症状が軽くなる・重症化を防ぐ効果が期待できます。100%予防できるものではないことをご理解のうえ、毎年接種されることをおすすめします。

卵アレルギーがありますが接種できますか?

インフルエンザワクチンはニワトリの卵を用いて製造されているため、卵アレルギーの既往がある方は事前に医師にご申告ください。多くの場合は接種可能とされていますが、症状の程度によっては慎重な判断が必要となるため、医師が状態を確認したうえで接種の可否を判断いたします。これまでに重いアレルギー反応(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方は、必ず事前にご相談ください。

風邪をひいているときでも接種できますか?

発熱(37.5℃以上)がある場合は接種を控えてください。軽い鼻水・咳の程度であれば接種できる場合もありますが、来院時に医師が状態を確認して接種の可否を判断します。